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旧猪股邸住宅
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お天気のよいG.W.後半のある日、実家に帰る途中、成城5丁目にある旧猪股邸へ立ち寄りました。
小田急線 成城学園の駅から徒歩5,6分の住宅街にあります。
この住宅は現代数奇屋建築の巨匠、吉田 五十八(よしだ いそや)設計の木造平屋建て。
施工はこれまた有名な水澤工務店が行ない、昭和42年8月に竣工。

敷地はなんと600坪!建物の面積は100坪!!というなんとも贅沢なお宅。
H10年にご家族が世田谷区へ寄贈され、現在は一般に公開されています。(しかも無料!)

案内の方の説明によると、ご主人である猪股氏は今でいうところの経営コンサルティング会社を始め、
会社がみるみる大きくなり、60歳にして隠居をする場所としてこの家を建てられたそうです。
この敷地600坪の邸宅にご夫妻、お手伝いの方、庭師など4人で暮らしていたのだとか。

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大小のお茶室と中庭が2つ。そして20畳の居間からまるで絵画を観るように広がる庭。
この居間はお茶を楽しみにいらしたお客様方が茶室に向かう前にくつろぐサロンとして使われて
いたそうです。

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                                                          手入れの行き届いた広い庭には40種類以上の草木が植えられており、常にお花が楽しめるようです。
もみじも多く植えられており、きっと紅葉の時期もきれいなんだろうなぁ
雪見障子からみる銀世界のお庭もきっと・・・
季節が変わる毎に訪れたい素敵な場所です。


余談ですが、高校の頃くらいから成城に行くと必ずといっていいほど所ジョージさんに遭遇します(笑)
この日もクラッシックなオープンカーでカッコよく成城の街を走っていました。
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by koganechang | 2007-05-12 12:12 | architecture
旧イタリア大使館夏季別荘
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オットが以前から行きたがっていた、中禅寺湖畔にある アントニン・レーモンド 設計で昭和3年に建てられた 旧イタリア大使館夏季別荘へ。

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平成10年に栃木県が買い取り、痛みがひどかったため11年に改修し、現在一般に公開されています。
内外の壁や天井に使われているのはなんと杉の皮。圧巻です。
外観のきれいな市松模様は京都の桂離宮の影響なのかな?






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こんな別荘で避暑をしながらのんびり夏休みを過ごしてみたいとため息なのでした。
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by koganechang | 2007-05-01 23:19 | architecture
吉村順三ギャラリー
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            始めに造形があるのではなく、始めに人間の生活がある  吉村順三

少し前まではあまり、というかほとんど縁のなかった目白。
最近、縁ができて?か、昨年末から今年にかけてもう5,6回は目白に通っているような気がします。
今日の目的は、ずいぶん前から行きたかったものの、しばらく休館していた 吉村順三ギャラリー
昨年、前を通りかかったときは休館中と知りながら、近くまで来たので場所の確認をし、
入り口で記念撮影だけして帰りましたが(笑)、現在は土日のみ2ヶ月ごとに内容が変わる展示を
行っています。

c0056475_21395582.jpg今月末までの展示は 『南台の家』。
吉村氏の自邸です。
わたしは素人ですが、小さい頃から
”主”が暮らしている
生活観ある家を見るのは大好き。
最近ではオットのいい影響もあり、
素人なりにいろいろ楽しんでいます。
ことに、”建築家の自邸”
興味深々。
まさに建築家の個性や腕が試される家
ですものね。


吉村設計事務所のOBの方たちが常時いらして、気さくに質問や設計当時の苦労話、エピソード、
吉村氏との思い出話などを聞かせてくれます。
吉村氏のお子様(おば様ですが)もいらっしゃいました!

戦後まもなく建売で購入したこの 『南台の家』 は7回もの増改築を繰り返し、
家族と自分の住みやすさと心地よさ、そして合理性を追求した家なのです。

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展示を行なっているこのギャラリーは
元吉村設計事務所。
ここでお客様と打合せを行なっていた
そうです。
2,3段下がっているので、落ち着きます。

たためる椅子”欲しい。。。
実際、何度もたたんできました。





      知り合いの美味しいコーヒーとケーキのお店もあり、しばらく目白通いが続きそうです。
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by koganechang | 2007-01-14 23:50 | architecture
ヒヤシンスハウス
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お天気がよくって気持ちのよかった日曜日、数年前から訪れてみたかった ヒヤシンスハウス
やっと行ってきました。
ヒヤシンスハウス とは建築を志し、詩人でもあった立原道造が昭和12年に
別所沼の畔に建てようとしていた週末住宅。
昭和初期、現在のさいたま市浦和区の別所沼周辺には多くの画家が住んでおり、

「鎌倉文士に浦和画家」

とも言われたほど、あまり知られていませんが、鎌倉と肩を並べるほど芸術村の様相を呈して
いたのだとか。
現在でもその名残で別所沼公園内には額縁を制作している工房もあり、覗いたのですが残念ながら
日曜日はお休みでした。

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立原道造は思案を重ね、この5坪ほどの
ヒヤシンスハウスを設計。
恋人水戸部アサイと過ごす夢を膨らませていた矢先、
わずか24歳で他界。
実際に建てられることなく66年が過ぎた2003年に
別所沼周辺の芸術家たちが立ち上がり、
立原がかつて夢見たヒヤシンスハウス建設の
機運が高まり、2004年11月に完成。
現在は寄付やボランティアの方々の協力で
管理しているようです。






ヒヤシンスハウスと同じ5坪では少々手狭でしょうが、こんなたくさんの緑の中で
常に家族の気配を感じられる、最小限の木の家で暮らすのが夢だなぁ。
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                ~五月のそよ風をゼリーにして持ってきてください~
                      切ないけどすてきな二人です。
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by koganechang | 2006-10-19 23:22 | architecture
グンナール・アスプルンド
最終日のきのう、滑り込みで 建築家 グンナール・アスプルンド -癒しのランドスケープ-
の展示を観に汐留ミュージアムへ行ってきました。
遅いお昼の腹ごしらえをしてから会場へ。
最終日とあってかけっこうな人。ちょっと驚きました。
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アスプルンドといえば世界遺産にも登録されている代表作 《森の墓地》 が有名です。
故人と大切な人を失った家族や参列者への配慮が随所に現れた設計なのだということが
写真・模型・映像を観て素人のわたしなりに感じることができ感動。
建物を”設計する”ということの難しさや重要性、人に与える影響力の大きさを改めて感じました。
ステキな仕事だなぁ。ウラヤマシイ

森の墓地もすばらしかったけど、わたし的に観ていて楽しいのはやっぱり住宅。
アスプルンド自身が夏に家族と過ごすために設計した 《夏の家》 はステキでした。
ロケーションも最高だし自身が設計している家具もまたステキ。
なによりマシュマロみたいな真っ白な暖炉がかわいい!
でも、《夏の家》にあの大きな”暖炉”が象徴になってるってすこしおもしろいですよね。

会場へ入ったのが3時過ぎ。全部観終わって時計を見ると、なんと6時!
長いこと観てたな・・・

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わたしもいつの日にか絶対、
世界の 『住宅巡礼』 するぞ!
まずは国内からにしておくか(笑)
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by koganechang | 2006-04-17 16:02 | architecture